LINE公式アカウントの運用って、企画を考えて作成して設定が必要です。
意外とやることが多いんですよね。
なのでぼくのように運用代行なんてサービスも出てきてます。
そんなLINEの運用ですが、AIに運用サポートをしてもらったらどうなるのか?という実験をしてみました。
使うのはChatGPTです。
結論を言うと、めちゃくちゃ使えます!
ぼくの考える施策とほぼ一緒だったので驚きました(仕事なくなるやん笑)
LINEの運用に手間がかかっているなら、AIの力を借りてみましょう。
ChatGPTでLINEの運用をする
LINE運用にChatGPTを使うんですが、当然設定やデザインはできません。
ChatGPTは文章を生成するAIですからね。
ChatGPTは何でもできるわけではないので使い所が重要です。
LINE運用で使うのは「企画」「マーケティング施策」「配信文章作成」です。
ChatGPTにマーケターになってもらい、施策や企画を相談するイメージですね。
ChatGPTにはこんな感じで話しかけてください。
大事なことは3つです。
1.ポジションの限定
今回は「マーケター」というポジションを与えています。
2.目的の設定
何をするためにどうしたいのか?を伝えましょう。
今回はLINEを使って売上を上げる。そのためにリピート来店を促す という目的を設定しています。
3.例の提示
「施策案」のように方向性を例として提示してあげます。
これにより、どのような回答を求められているかChatGPTが判断できます。
4.ブラウジング機能
「わからないことがあったらググってね」を伝えておくと、不明点を自分で調べて回答してくれます。
これはBingのChatGPTや有料版じゃないと使えないので補足です。
はい。ということで以上の3つ+1つの要点を抑えて指示をするといい感じに回答してくれますよ。
今回は美容室がリピート集客によって売上を上げるための施策について考えてもらうことにしました。
美容室のLINEをChatGPTに運用してもらう
ChatGPTがマーケター。ぼくは作業者として二人三脚で運用していきます。
施策は以下の5つです。
- リッチメニューの活用
- ステップ配信の活用
- 限定クーポンの配布
- 美容情報の配信
- 予約リマインダーの送信
正直とてもいいです!
ぼくが相談されても同じような回答になると思います。
つまり、運用代行のプロと同じレベルでマーケティングしてくれてるってことですね。
では1つずつやっていきましょう。
リッチメニューの活用
リッチメニューには6つまでボタンを設置できます。
これも何にするといいか聞いてみました。
出てきた回答は「予約」「サービスメニュー」「キャンペーン情報」「スタイリスト紹介」「美容情報」「お問い合わせ」の6つです。
基本的な機能だけでなく「スタイリスト紹介」「美容情報」という読み物的なコンテンツまで提案してくれてるのは素晴らしいです。
あと何気にお問い合わせを最後にしてるのもヤバい。
デザインもChatGPTと打合せたらほぼ作れますよ笑
ステップ配信の活用
順番に配信ができる「ステップ配信」の機能を使えば半自動でメッセージを送り続けられます。
来店した人を再来店してもらうためのステップ配信を行います。
1週間に1回、全部で5通配信します。
- 来店感謝のメッセージと次回予約のおすすめ
- 美容情報の提供とスタイリストの紹介
- 季節のヘアスタイル提案と予約のおすすめ
- 限定クーポンの提供
- 美容室の新サービスやイベントの紹介
まず感謝のメッセージからはじまるのがいいですね!
5週後だと再来店まで早すぎるかもしれないので、お客様のカット周期に合わせたアプローチは必要かもしれませんね。
これらに配信のメッセージ本文もChatGPTに作ってもらえればかなりの工数削減になりますよ。
限定クーポンの配布
LINEと言えばクーポンですね。
「次回予約割引」「特定サービス割引」「誕生月割引」「友人紹介割引」の4つを提案してくれました。
クーポン頼みになると価格勝負になっちゃうので、使い過ぎには要注意です。
美容情報の配信
美容情報は配信とリッチメニューとで活用できそうです。
読み物があると売り込み感が減るのでお客様は受け入れてくれます。
広告ばかりのアカウントは嫌がられますからね。
どのトピックも気になる内容ばかりなので、お客様から飽きられない運用ができそうです。
ChatGPTを活用すればLINEの運用がラクにできます!
LINE公式アカウントの運用で大変な「企画」「施策」「作文」は全てChatGPTがサポートしてくれます。
1から自分で考えるのはかなりの工数ですが、サポートしてもらえたらめっちゃラクです。
しかも今回の検証では、かなりハイレベルな施策を考えてくれました。
正直言って、LINEマーケターとかLINE代行者が不要なレベルです。笑
マーケティングがわかっている人、LINEやSNSの運用がわかっている人がこれを使うことで最速でハイクオリティなものができるようになりますね。
ChatGPTと連携して運用していけば、きっとこれまでより快適でハイレベルなLINEができあがりますよ。