LINEをつかったコミュニケーションを複数のメンバーで行いたい場合、選択肢が3つあります。
「LINE公式アカウント」「LINEグループ」「オープンチャット」です。
最も身近なのは「LINEグループ」そして最もビジネス的で特殊なものが「LINE公式アカウント」となります。
この記事ではそれぞれの概要とメリットデメリット、そしてどんなときにどのサービスを使うと良いのかについて解説します。
LINEグループ
LINEグループとは、LINEアプリ内でグループチャットを行う機能です。
グループに参加することで、複数の友達と同時にチャットを行うことができます。
通常のLINEと同様にメッセージだけでなく、写真、動画、スタンプなども使えます。
更に、イベントやノートや日程調整などの機能も使えますので、スケジュール管理でも役立ちます。
グループの作成は、LINEアプリで友達を選択して招待するだけです。カンタンです。
複数の友達と同時にコミュニケーションを取りたいとき、仕事関係のチームでのやり取りをするときに便利です。
LINEグループのメリットとデメリット
LINEグループがおすすめなシーン
- 友達同士で集まってイベントを計画するとき
- 同僚や仲間とプロジェクトの進捗状況を共有するとき
- チーム内での情報共有や調整を行うとき
オープンチャット
オープンチャットは、誰でも自由に参加できるLINEのグループチャットです。
一般的には共通の趣味や関心事を持つ人々が集まって、交流するために利用されます。
LINEアプリ上で検索して参加することができ、参加者の投稿を見ることができます。
(検索をオフにしたオープンチャットは検索できません)
ゲームのことや趣味のこと、学校やクラス単位などユーザーの趣味や好みに合わせて、多様な種類があります。
オープンチャットでは通常のLINEの名前ではなくそのオープンチャット内だけのニックネームやアイコン画像を使うことができます。
普段のLINEと違う見え方にできるのでプライバシーを守る事ができますよ。
オープンチャットのメリットとデメリット
オープンチャットがおすすめなシーン
- 同じ趣味や興味を持つ人たちと話したいとき
- 何かについて情報収集したいとき
- 新しい人と出会いたいとき
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは、企業や団体、芸能人などの公式アカウントです。
主にファンや顧客とのコミュニケーションに利用されます。
登録すれば、最新情報やキャンペーン情報、商品情報などを受け取ることができます。
管理者側としては、一斉配信やリッチメニューという機能を使って、グループやオープンチャットとは違ったビジネス的な使い方が可能です。
LINE公式アカウントのメリットとデメリット
LINE公式アカウントがおすすめなシーン
- ファンや顧客と密にコミュニケーションをとりたいとき
- 商品やサービスについての情報を発信したいとき
まとめ:LINEグループ、オープンチャット、LINE公式アカウント
LINEグループとオープンチャットとLINE公式アカウントの違いについてご紹介しました。
利用目的によってどのサービスを使うべきかが変わりますね。
ビジネス要素が強い場合は「LINE公式アカウント」
友達同士でやり取りをするなら「LINEグループ」
匿名でも使いたい、無作為に仲間を集めたいなら「オープンチャット」
という使い分けがいいのではないでしょうか。
一斉配信やリッチメニューが使えるのは「LINE公式アカウント」だけです。
中央組織とメンバーという構図なら、友達同士であってもLINE公式アカウントがいいと思いますよ。