話題のチャットAI「ChatGPT(チャットジーピーティー)」
質問すると文章で回答してくれるという、新しい時代の検索方法になりうるこのサービスですが、日本語では使えるのでしょうか?
答えは日本語でも使えるが、現時点では課題が残るといったところです。
日本語で使えるのですが、英語で使う方が2023年2月の現時点ではメリットが大きいです。
この記事ではChatGPTを日本語で使う方法と、実際の使い方、オススメの方法をご紹介します。
特に最後のオススメの使い方は、現時点での最適解だと思っていますので必見です!
ChatGPTは日本語で使えます
ChatGPTは公式サイトから利用するウェブサービスです。
2023年2月時点ではテスト版として公開されており、アカウントを登録さえすれば誰でも無料で利用可能です。料金は一切かかりません。
ですが、ChatGPTには日本語版は無く、アカウント登録もログイン後も英語の画面で行います。
ぼくは英語表記だと理解できないのでGoogleChromeの翻訳機能を使って日本語表記にして使っていました。
iPhoneのSafariで使用するときも同様に翻訳すればOKです。
ChatGPTは英語表記ですが、使用言語は日本語でもOKです。
基本的に質問した言語で回答してくれますので、英語で質問すれば英語で、日本語で質問すれば日本語で回答が表示されます。
ですが日本語で質問しても突然英語で回答が表示されてしまう場合があります。
これは質問文の冒頭がアルファベットの単語の場合に起きるエラーのようです。
もしそうなった場合も慌てないでください。
「日本語で答えて」とか「translate into japanese」と送れば日本語に翻訳して回答がもらえますよ。
ぼくがChatGPTを利用していて1番驚いたことは、人間のような流暢な日本語で回答してくれることです。
AIとのやり取りと言えば、カタコトだったり文法が変だったりする印象だったのですが、ChatGPTは人間が書いたブログのような「〜ですね」「〜しましょう」という話し言葉を使います。
まるで誰か人間とチャットをしているかのような錯覚に陥りますよ。
便利なChatGPTですが、ここ数日使っていて気づいたことがあります。
それは、日本語よりも英語で使用したほうがいいということです。
日本語の方が入力しやすいしカンタンじゃん!って思いますよね。
でも英語でやり取りをすべき理由があるんです。
ChatGPTは日本語で利用しない方が良い理由
ChatGPTを日本語で利用しないほうがいい理由は
① 日本語のデータベースが少ないこと
② レスポンスが遅いこと
③ エラーが発生しやすいこと
の3つです。
それぞれ解説します。
① 日本語のデータベースが少ない
ChatGPTはアメリカの会社が作ったサービスです。
当然、英語のデータベースが充実しています。
というか、日本語って日本人しか使いませんよね。いくら人口が多いと言っても1億人程度です。
一方世界共通語でもある英語はたくさんの国で使われています。
そもそもウェブページの数も英語のものの方が圧倒的に多いんです。
② レスポンスが遅い
少ないデータベースから情報を引っ張ってくるからなのか、日本語がまだ苦手なのかはわかりませんが、回答速度が遅いです。
このくらいの速さが普通なんだろうなと思っていたのですが、英語で質問したときの回答速度の速さにビビりました。笑
マジでめちゃ速いです。
③ エラーが発生しやすい
ブラウザの翻訳を使っていたり、日本語で入力したりするとエラーが発生することがあります。
ぼくの場合は画面が真っ白になって表示されないというパターンが頻発してました。
また、「アプリケーションエラー:クライアント側の例外が発生しました(詳細については、ブラウザーコンソールを参照してください)」というエラーも発生しました。
英語表記にしてからはこのエラーがなくなったので、おそらく翻訳が原因だと思います。
ChatGPTを日本語で使いたいならこうしよう
ChatGPTは日本語が使えるのに日本語で使わない方がいいというのはなかなか矛盾しているように聞こえます。
ですが、先述した3つの理由から、英語で質問した方がメリットが大きいんですよね。
とは言え英語を書くのは難しいです。ぼくもできません。。。
ということで、英語ができないぼくのオススメの使い方をご紹介しますね。
英語が使えないなら翻訳してもらえばいい
ChatGPTの使い方は、画面下の入力窓に文字を入れるだけです。
LINEを送る感じでチャットを送るだけですね。
ここで英語を使うんですが、文法わかりません。綴りがわかりません。そもそも単語すら不安です。。。笑
なので一旦日本語で入力し、英語にしてもらいます!
こんな感じで質問のあとに「を英語にして」と入れるだけです。
そうすると、英語に翻訳してくれますのでその文章をコピペです!
これで結果的に、英語でChatGPTへ質問したことになります。
当然その回答は英語なんですが、回答速度が速いですし充実したデータベースから引き出す情報なので内容が濃いです。
ですがこのままだと読めませんし理解できませんので再度翻訳します!
いい感じですね!
一連の流れをまとめると、
日本語で思考、入力する
↓
英語に翻訳してもらう
↓
英語で質問し、回答をもらう
↓
日本語に再び翻訳してもらう
となります。
まどろっこしいように感じますが、これこそが現段階での最適な使い方だと思います!!