LINE公式アカウントの便利な機能の1つに「自動化」があります。
これは自動応答という機能を使って、特定のキーワードに対して自動で応答メッセージを送るという、チャットボットのようなものを作れるんです。
この機能を使うと「よくある質問と答え」が作れる、「配信数の節約」につながるなんて効果があります。
しかし、この機能を使っているときに1つ問題がありました。
それは、個別チャットのやりとりができないというものです。
自動応答させるためには、LINE公式アカウントの設定で「応答モード」を「Bot」にしないといけません。
ですが、チャットでやり取りをするためには「チャット」のモードにしないと送れません。
Botにすると やり取りができない
チャットにすると 自動応答ができない
困りました。。
この問題の単純な解決方法は「いちいち切り替える」というものです。
チャット時には「チャットモード」にそれ以外は「Botモード」に毎回手動で切り替えるとどちらの機能も使えます。
が、それってかなり面倒です。
切り替えを忘れると自動応答も使えません。
リッチメニュー + 自動応答を使うと、「リッチメッセージ」や「カードタイプメッセージ」などの予め作成したメッセージアイテムを表示させることができます。
このテクニックを使うと、リッチメニューの「クーポン」ボタンを押したときに「クーポン一覧」を表示させる という事もできます。
この機能を使うのも、もちろん「Botモード」である必要があります。
個別やり取りで「チャットモード」のままになってると、リッチメニューを押しても機能しなくなります。
どうすれば解決するでしょう?
考えられる2つの方法をご紹介しますね。
1 複数のアカウントを使い分ける
Botモードのときにはやり取りができないので、やり取り専用の別アカウントを作るという方法があります。
情報収集や配信はもともとのAのアカウント、個別チャットなど直接のやり取りはBのアカウントという方法です。
両方のリッチメニュー内にリンク付しておけば、ボタン1つでカンタンに行き来できますので、そんなに面倒ではありません。
ですが、やはりお客様によっては、別アカウントに移動したことによる違和感や不便性を感じることで利用してくれなかったりブロックしたりということも考えられます。
2 外部ツールであるLステップを使う
このブログで紹介している「Lステップ」という外部のツールを使うことでも解決できます。
LINE公式アカウントの設定は「Bot」のままで、Lステップの管理画面内で全ての操作を行います。
Lステップ内で全て完結させるので、自動応答も、個別のチャットも両方できちゃいます。
結局Lステップが良いという話になってしまいましたが、このようなちょっとした問題、不便を解決してくれるのがLステップです。
月額料金は必要ですが、その分の機能や便利さがありますのでオススメです。
Lステップのことが気になる方やもっと詳しく知りたいという方は一度お話しますね。
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