ChatGPTで狙った回答を出力するためには、入力する命令文(プロンプト)が大事です。
AIは行間を読んだり状況を汲み取ったりしてくれませんので、正しく指示をしないと正しく出力してくれないということです。
「カレー作って」ではなくて「野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレー作って」という方が想像どおりのものが出てくるのと同じですね。
入力文が大事なのはわかるけど、なんて書けばいいかわからない!
ですよね。
それを解決してくれそうなサービスを発見しましたのでご紹介します。
ORDERMAID AI(オーダーメイド AI)が命令文を書いてくれる
ご紹介するサービスは【ORDERMAID AI】というものです。
その名の通り、オーダーメイドで文章を作ってくれるAIです。
無料で登録できますので情報を入れて登録しましょう。
登録はコチラ
登録後にログインするとこんな感じでたくさんのメイドさんが並んでいます。
それぞれ得意ジャンルがあるので選択してください。
今回は「ChatGPTのプロンプトを作成」を選択します。
するとこんな感じで、実現したいゴールを入力する画面に変わります。
ここにChatGPTに質問したいことを入力するといいんですね。
では、冒頭でカレーの話をしたことですしカレーの話題でも。
「カレーを作りたい」というゴールを入力すると、プロンプトが生成されました。
ちょっと改行が変ですね笑
整えるとこんな感じの文章です↓
あなたは、「カレーを作る」という目標に行動を実現してください。
# テーマ
:
- 料理# テーマ
カレー
#:
- 料理の 制約条件:
- キーワード:予算は 500円以内
# 制約条件:
-30分以内に
- 食材が完成すること
#揃っていること
- 前提条件 :
- カレーの料理器具が揃っていること
- 火加減に注意すること
あらかじめルーは用意されているものとする
# 前提条件:
- カレールーがあること
-野菜は冷蔵庫にあるものを使用する
- 米があること
# ルール:
- 野菜があること
#ルール:
野菜は 細かく切ること
- 野菜は切り方によって火加減が異なるため、適切な大きさに切ること
- カレーには必ず肉または魚を入れること
- カレーの味は砂糖を入れる
- カレーは時間が経つと深みが増すこと
# 変数:
余裕を持って火を- 通すことめ、
-野菜の種類 米と合わせて食べる場合は
- 肉または魚の種類、米の量に十分注意する こと
-
スパイスの量
んーなんか変ですがとりあえずChatGPTに入れてみます。
意外!ちゃんと出力されました!
最後のメイドちゃんのくだりは、全文コピペしたからですね。
ただカレーを作りたいと入れるだけではちゃんと生成されません。
ですがこのようにプロンプトをきちんと書くことで、手順書を生成してくれました。
制約条件や変数にあたる条件をもっと追加すればカスタマイズされて求めた答えが出てきますね。
ちなみに「カレーを作りたい」とシンプルに入力した場合でもレシピと手順を出力してくれます。
カレーを作りたい
カレーは多くの人に愛される料理です。以下に、シンプルなカレーのレシピを紹介します。調理時間は約45分です。
【材料】(4人分)
- たまねぎ:2個
- にんじん:1本
- じゃがいも:2個
- 豚肉(または鶏肉、牛肉):300g
- カレールー:100g
- 水:1000ml
- サラダ油:大さじ1
- 塩、こしょう:適量
【作り方】
- たまねぎは薄切り、にんじんとじゃがいもは一口大に切ります。肉も一口大に切り、塩こしょうで下味をつけておきます。
- 鍋にサラダ油を熱し、たまねぎを中火で炒めます。たまねぎが透明になってきたら、にんじんとじゃがいもを加えて炒めます。
- 肉を加えて炒め、全体に火が通ったら水を加えて沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にして、アクを取り除きながら約20分煮ます。
- じゃがいもに火が通ったら、カレールーを加えて溶かし、さらに10分ほど煮込みます。
- 味を確認し、必要であれば塩やこしょうで調整します。
- 炊きたてのご飯と一緒に盛り付けて、できあがりです。
上記のレシピは基本的なカレーの作り方ですが、お好みで野菜やスパイスを追加してアレンジしてみてください。また、インド風やタイ風など、さまざまな国のカレーのレシピもお楽しみいただけます。
詳細な条件を入れてみる
冒頭の通り、プロンプトはシンプルよりも情報がたくさんある方がいいんです。
ということで「野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレー作って」で試してみましょう。
野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレー作って
野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのカレーを作る方法をご紹介します。このレシピでは、野菜をたくさん使って栄養価が高く、辛さも控えめなカレーができます。
【材料】(4人分)
- たまねぎ:2個
- にんじん:1本
- じゃがいも:2個
- ピーマン:2個
- ズッキーニ:1本
- トマト:1個
- 豚肉(または鶏肉、牛肉):300g
- カレールー(辛さ控えめ):100g
- 水:1000ml
- サラダ油:大さじ1
- 塩、こしょう:適量
【作り方】
- たまねぎは薄切り、にんじんとじゃがいもは一口大に切ります。ピーマン、ズッキーニ、トマトも一口大に切っておきます。肉も一口大に切り、塩こしょうで下味をつけておきます。
- 鍋にサラダ油を熱し、たまねぎを中火で炒めます。たまねぎが透明になってきたら、にんじん、じゃがいも、ピーマン、ズッキーニを加えて炒めます。
- 肉を加えて炒め、全体に火が通ったら水を加えて沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にして、アクを取り除きながら約20分煮ます。
- 野菜が柔らかくなったら、トマトとカレールー(辛さ控えめ)を加えて溶かし、さらに10分ほど煮込みます。
- 味を確認し、必要であれば塩やこしょうで調整します。
- 炊きたてのご飯と一緒に盛り付けて、できあがりです。
お好みで、他の野菜やきのこ類を加えても美味しいです。また、お子様がいらっしゃる場合は、さらに辛さを控えるために、甘口のカレールーを使ってみてください。野菜たっぷりのカレーは、健康的で美味しい料理です。お楽しみください。
うん!いい感じです。美味しそう。
ではORDERMAID AIを使うとどうなるのか?
あなたは、「野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレー作って」という目標を実現するために行動してください。
# テーマ:
- 料理
# 制約条件:
- 野菜中心の料理であること
- 辛さは控えめであること
- カレーであること
# 前提条件:
- 野菜がたっぷり使われたカレーは、健康的で美味しいと評判である。
- 辛さの好みは人によって異なることがある。
# ルール:
- 野菜は、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、なすなどを使用する。
- 辛さは、唐辛子などのスパイスを使用し、調節する。
- カレー粉やガラムマサラなどのスパイスも使用する。
- ご飯は、白米を使用する。
# 変数:
- 野菜の種類
- スパイスの量
- 炒める時間
- 煮込む時間
- ご飯の量
上記の条件を踏まえて、野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレーを作ってください。
これが生成されたプロンプトです。
野菜の種類やスパイスの原料まで指定しています。
野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレーのレシピをご紹介します。
【材料】
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1本
- じゃがいも 2個
- なす 1個
- オリーブオイル 大さじ2
- カレー粉 大さじ2
- ガラムマサラ 小さじ1
- 唐辛子の粉 小さじ1/4
- 水 600ml
- トマト缶 1缶
- 塩 小さじ1
- こしょう 少々
- 白米 2合
【手順】
- 野菜を準備します。玉ねぎは薄切り、にんじんは角切り、じゃがいもは一口大の乱切り、なすは一口大の乱切りにします。
- 大きめの鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎを中火で炒めます。透明感が出るまで炒めたら、にんじん、じゃがいも、なすを加えて炒めます。
- 野菜が少し柔らかくなったら、カレー粉、ガラムマサラ、唐辛子の粉を加えて、香りが出るまで炒めます。辛さを控えめにするため、唐辛子の粉は小さじ1/4を加えます。
- 水とトマト缶を加えて、煮立てます。煮立ったら弱火にし、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。煮込む時間は、野菜の硬さによって異なりますが、約20分が目安です。
- 野菜が柔らかくなったら、塩とこしょうで味を調えます。
- 別の鍋で白米を炊きます。2合の白米を炊く場合、水は約360mlが目安です。炊飯器を使っても良いです。
- ご飯が炊けたら、お皿に盛り、上からカレーをかけて完成です。
以上で、野菜がたっぷり使われた辛さ控えめのご飯にかけるカレーができました。お好みで、更に具材を増やしたり、スパイスを調節してお楽しみください。
こっちも美味しそうです!
変数部分に野菜の種類を追加すると変わってきそうですね。
ぼくは料理に詳しくないので、食材だけ入れる方法が良さそうです。
野菜の種類を冷蔵庫の中のものに変えると、今ある食材で作れるカレーができますね!
ChatGPTの命令文もAIに考えてもらおう
AIへの入力文章をAIに考えてもらう。
言い換えれば、AIがAIを操作しているような状態です。
人間が思い描いた理想をすぐに形にしてくれるのはとても嬉しいことですよね。
ChatGPTは入力するプロンプトが超重要です。
上手に指示が出せないなーとお悩みなら、このようなサービスをご利用してはいかがでしょう?